原田マハさんの世界観が好き 『たゆたえども沈まず』

こんにちは、亜希子です。

みなさん、読書は好きですか?
わたしはけっこう好きです。

ずっとたくさんの本を読み続けてきたわけではありませんが、よく読む時期は月に10冊読んだりしていました。

特に大学生のころは2週間に一度図書館に行って本を借りていたんですよ。

とはいえ、時間があるかわからないときには、雑誌や写真集など眺めるだけの本もよく借りていました。

わたしはあまりカテゴリーを気にしません。

ラブストーリー、ヒューマン、推理小説、ノンフィクション、時代物など、なんでも読む雑食系。
唯一読まないのはホラーですね。

好きな作家ができると読みつくそうとしますし、苦手な作家には見向きもしなくなります。

そんなわたしですが、なぜか楽器演奏が趣味になってから、本を読む機会が激減しました。

もともと活字中毒というほど文字を読むのが好きだったのに、急に読まなくなったのは、楽譜を読むことで満足してしまったのかもしれません。

あとは、スマートフォンで手軽に文字をたくさん読めるようになったことも大きいでしょう。

そのため、最近では人気の小説家の本をあまり読まなくなっています。

読むときはガーッと読むので、年間にすると20〜30冊くらいは読んでいるかもしれませんが、昔の自分と比べるとずいぶん少ない読書量です。

今日はわたしが最近読んで好きになった作家について書きます。

その人は、原田マハさん!

有名な作家なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

原田マハさんの名前はずいぶん前から知っていました。
知っていましたが、美術系の小説ということで、むずかしいかな?と敬遠していたのです。

わたしはときどき娘と美術館に行くのですが、絵画のことはさっぱりわかりません。
「この絵きれい〜」という程度の感想しか出てこないのです。
(そんなわたしにも好きな画家がいないわけではないのですが、それはまたの機会に。)

原田マハさんの本ではじめて読んだのは『たゆたえども沈ます』です。

2020年 幻冬舎 原田マハ『たゆたえども沈まず』

この本はゴッホの生涯にスポットを当てた小説です。
フランスにいる日本人の画商とゴッホの弟の視点で描かれています。

史実とフィクションを織り交ぜた小説となっているので、登場人物の多くは架空の人物。

読んでいると、どこまでが架空でどこからが史実なのかわからなくなってきます。

ゴッホとまわりの人の苦悩、当時の様子がまぶたに浮かぶような小説で、いったいどうなっていくの?と引き込まれました。

わたしは絵画に明るくないので、絵が出てくるたびにインターネットで検索しなければなりませんでした。
でも、検索しなくても読み進められます。
それほどまでに、芸術への描写がわかりやすいのです。

まるで、海外版時代小説を読んだ感じがしました。フィクションではあるのですが……。

読んだあとは、こころがパリから戻ってきませんでした。
行ったことのないパリ。
なのに、パリをよく知っているような気持ちになる小説でした。

ゴッホ以外にも、モネなど印象派が当時どのように思われ、どのように世界に出てきたのかも少しだけイメージができました。

まったく知識がない人ほど楽しめる作品かもしれません。

今すぐ美術館に行きたくなる本です♪

お読みいただきありがとうございました。

コメント