SEKAI NO OWARI『サイレント』と藤崎彩織著『ふたご』について

こんにちは。

先日長女が「SEKAI NO OWARIの新曲がいい〜!」と騒いでいたので聴いてみました。

『サイレント』という曲です。
ドラマ『この恋あたためますか』の主題歌らしいです。
ぜんぜんドラマを見ていないので知りませんでした。

長女がセカオワ(SEKAI NO OWARI)を大好きなので、アルバム曲すべてを把握していますが、アルバムを買うまでノータッチのためシングル曲の時点では知らない曲が多いです。

『サイレント』はクリスマスのせつない曲。
キラキラ雪が舞うのが思い浮かぶ、うつくしい曲です。

メロディーが軽やかで明るいのにせつない曲。
こういう曲、大好き♪

初期のセカオワっぽさを感じられる曲でした。

長女はアップテンポな曲や激しい曲、ダークなイメージの曲が好きなので、そこまでハマっている感じではありませんが、いろいろな楽器を使うセカオワの曲が好きなので、『サイレント』も好きなようでした。

SAORIさんというピアノメンバーがおり、ピアノが活躍する曲が多いのも好きな理由のひとつかもしれません。

そんなセカオワの曲を聴いていたら、わたしの検索欲がワラワラと出てきました。

「確かメンバーって結婚したよなー」
「深瀬さん以外は子どもいるんだっけ?」

など、情報をアップデートしたい欲が。

そして、saoriさんが小説を書いたことを思い出し、さっそく本を注文していました。
(こういうときに便利なメルカリ♪)


(2017年 文藝春秋 藤崎紗織『ふたご』)

この本は直木賞候補作に選ばれました。

ノンフィクションとはいわれていませんが、過去のセカオワのエピソードを知っている人からしたら、知っている内容がたくさん描かれており、深瀬さんとsaoriさんの話だとわかります。
ほかのメンバーも出てきますしね。

わたしは内容は知っていることが多かったのですが、詳細に描かれている様子は圧巻でした。
文章も読みやすくて、さすが読書家のsaoriさんだと思いました。
(わたしも本は読むけど小説は書けない……。)

内容は明るくはありません。

主人公の夏子と月島の苦しみが延々と描かれており、最後は成功するものの、ずっと辛かった状況の話です。

ふたりが病んでいる様子、病んでいく様子がとてもリアル!

セカオワのふたりの関係って、側から見たらすてきにも見えるけど、読んだあとはまったく憧れないことに気づいた……。

憧れないし、じぶんには絶対ありえない関係。
共依存の関係。

共依存のおそろしさ、そして、きっと今後も一生そうやってしか生きていけないふたりの関係が衝撃です。

それも一種のしあわせなのかもしれないけれど。
最終的にふたりの関係は改善していった……気がするし。

それでもやっぱり恐ろしい。

ふたりの関係を「呪い」と言っていた夏子。
ぴったりな言葉だと思う。

そこまで必要とし必要とされる関係はうらやましい気もするけれど……やっぱり恐ろしく感じました。

恐ろしい恐ろしいと書いてはいますが、ホラーとかではないし、興味深い小説でもありましたよー!

生きにくい毎日を生きている人や、こころが不安定な人(とき)に読むと、また違う感想になるかもしれないです。

お読みいただき、ありがとうございました。

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